母子家庭支援ブログ

保護必要な長男を餓死させた母親

こんにちは。「母子家庭支援ブログ」しょしごうです。

痛ましい事件が起きてしまいました。

保護必要な長男が餓死、旅館従業員の母親を逮捕…熊本

熊本県警水俣署は5日、自活能力のない長男に約1か月間食事を与えず放置したとして、同県水俣市古城、旅館従業員川崎小波(さなみ)容疑者(49)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。長男は死亡しており、同署は餓死した可能性が高いとみて、保護責任者遺棄致死か殺人容疑に切り替えて捜査する方針。
調べによると、川崎容疑者は3月上旬ごろから今月4日にかけ、長男宏一郎さん(19)に食事を与えず衰弱させ、必要な治療を受けさせなかった疑い。宏一郎さんはやせており、死後数日とみられる。1人では生活できなかったという。
(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000102-yom-soci&kz=soci

この母親の行為は自分勝手で許されるものではないとは思います。
ひもじさの中で、いつ来るかも知れぬ母親を、じっと待ち続けたこの男性の恐怖や痛みを考えると、本当にひどい犯罪だとは思います。

しかし、この事件は、母親だけを批判し、個人の責任だけに帰結させるだけではいけないように思うのです。

この事件は、子どもをほったらかして遊び呆けて、死に至らしめたなどというケースとは事情が違うように思えます。

母親は、遊んでいたわけではありません。
旅館に住み込みという、時間的にも肉体的にも最も過酷な部類に入る仕事をしながら、重い障害を持った子どもを介護し続けてきた・・・
これはもう不可能に近いことではないでしょうか。

15歳までは、施設に入れていたということです。
何故退所したのか?
退所せざるを得なくなったのか?退所させられたのか?

何故数百万もの借金が出来てしまったのか?

働きながらでも介護できるような仕事がなかったものか?

・・・・・・・

ニュースの記事だけでは、迂闊に断定的な事を言えませんが、この母親は八方塞で絶望的な状況に陥っていたということだけは間違いないと思います。

そして、こういった痛ましい事件をなくすためには、この国の福祉がもっともっと成熟する必要があると思います。

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